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輝きの季節/ターシャ・テューダー

輝きの季節 ターシャ・テューダーと子どもたちの一年
文・絵:ターシャ・テューダー

My評価★★★★★

訳:食野雅子
メディアファクトリー(1999年11月)
ISBN4-88991-940-6 【Amazon
原題:A TIME TO KEEP(1977)


幼い少女の孫が、自分と同じ歳ぐらいのときのママのことを、祖母に訊ねました。そこで語られるのは、各月ごとの楽しいイベントの数々。

新年の1月には、みんなで手を繋いで焚き火を囲んで輪になって踊り、それからごちそうでパーティー。ソリ大会後の夜には、みんなで古い衣装を着てジェスチャーゲーム。
2月には雀の郵便屋さんがバレンタインカードを届けてくれます。カードは子どもたちはもちろんのこと、人形にもコーギ犬たちにも。3月にはメープルシュガー作り、4月にはイースターの準備。色とりどりの卵が、木にたわわに飾られます。

6月の聖ヨハネの祝日には、子どもたちによるマリオネットショー。人形も道具もプログラムもみんなで手作り。
夏のピクニックでは、バースデーケーキのサプライズ!
9月の人形たちのお祭りの日には、ボタンのお金でお買い物。秋のリンゴジュース作り、ハロウィーン・パーティー。

11月になると、そろそろクリスマスのプレゼント作りを始めます。一年分の蜜ロウソクを作るのもこの頃です。そして12月、一年でいちばん大きくて楽しみな行事のクリスマスがやってきます。

********************

ターシャ・テューダーと家族の生活が、そのまま描かれている絵本。絵に出てくる様々な年中行事の様子も、古風な道具も、実際に彼女たちが催したり所有しているもの。カントリーや手作りの好きな女性は、きっと惹かれると思います。

ターシャ・テューダーは様々なアイディアの持ち主で実行力のある人。楽しみを作り出し、みんなを楽しませることの名人ですね。みんな本当に楽しそう。
読んでいると、楽しいターシャたちの暮らしぶりを水彩画という形で見せてもらって、彼女たちの楽しみをおすそ分けしてもらっている、という感じがします。
主役は子どもたちですが、年齢や性別に関係なく、みんなで楽しむ。子どもだけが楽しむのではなく、大人も一緒になって楽しみを共有する。さらには動物たちも。時間と思い出を共有する。それがターシャ流なのでしょうね。

肝心なのは、大人がすべてお膳立てするのではなく、子どもたちに出来ることは任せること。それが良い思い出として、より強く子どもたちの印象に残るのではないでしょうか。
この絵本は、大人も子どもも一緒に、みんなで楽しむアイディアの宝庫。バースデーケーキの意表を突いたサプライズは実現するのは難しいでしょうけれど。
各イベントの様子から自分たちの生活に取り込めるヒントが、たくさんあると思います。(2006/3/12)

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