スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

もうすぐゆきのクリスマス/ターシャ・テューダー

もうすぐゆきのクリスマス
文・絵:ターシャ・テューダー

My評価★★★★

訳:内藤里永子
メディアファクトリー(2001年12月)
ISBN4-8401-0375-5 【Amazon
原題:Snow Before Christmas(1941)


たくさんの丘を越えたところにある、大きくて古い古い家。
この古い家には、セスとベサニーとマフィンの子どもだち、両親とおばあさんが暮らしています。さらには、家の中を走り回るネズミたちも。
ネズミたちは靴やポケットの中、お父さんの一張羅の帽子に、穀物や木の実などの食べ物を溜め込んでいたのです。子どもたちは冬になると、小鳥のためにパンくずを撒きます。

セスとベサニーは、谷間の学校へ歩いて通いました。突然、学校が休みになると森へ探検に行ったり、小川から氷を取ってきてソリ代わりにしたり、雪の馬を作って遊びます。
クリスマスがくると大勢のいとこたちがやってくるので、子どもたちはおおはしゃぎ。みんなで七面鳥やパイなどのご馳走を作ったり、プレゼントを作ったりと大忙し。
森からはモミの木が伐りだされます。子どもたちが待ちくたびれたころに、やっとモミの木を据えた部屋へ入ることが許されるのです。
そこには、眩いばかりに輝くモミの木が立っていて、誰もが息を呑みました。

********************

ターシャ・テューダーの初期の絵本。ターシャと子どもたちの生活が、そのまま絵本になっています。みんな19世紀風のクラシカルな服装をしています。
家も家具も生活道具も、ターシャの家に実在していて、写真集に載っているモノがたくさん描かれているんです。作者一家のこしかたがよくわかります。ただ、このころにはまだコーギ犬はいないんですねえ。

実際の体験が元になっているため、とても自然体で素直な雰囲気が感じられます。作り事めいていないんですよね。子どもたちの動きも伸び伸びしていて、非常に自然体に感じられるんです。
動物たちと自然に囲まれての暮らしは、決してラクなものではないと思います。けれども、そうした日常を経て迎えるクリスマスは、それはそれは楽しみなものだったのでしょう。クリマスを迎える素直な喜びが、とてもよく伝わってくるきまし、素朴な愛らしい絵本でした。(2006/12/25)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへにほんブログ村 本ブログ 海外文学へ

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

H2

Author:H2
My評価について
=1ポイント
=0.5ポイント
最高5ポイント

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。