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ブックカフェのある街/前野久美子編著

ブックカフェのある街
前野久美子編著

My評価★★★☆

仙台文庫(2011年1月)
ISBN978-4-904184-31-8 【Amazon


ブックカフェのある街仙台から、仙台・宮城・東北の地域で活躍する人々の本を発信すべく創刊されたレーベル【仙台文庫】の第一弾。文庫となっていますが、大きさは新書サイズ。
記念すべき第一弾は、仙台を拠点に、仙台市街はもとより関東などでも精力的にイベントを展開している【book csfe 火星の庭】の女性店主・前野さん。バイタリティー溢れる有名店主なのです。

本書は「街のなかの本の風景」と「まちのなかの本の記憶」の2部構成になっていて、前半は著者がブックカフェを開くまでの話や、各種イベントの話。海外で働いていたときのブックカフェの思い出などのエッセイ他。
火星の庭開店に至るまで様々な人に支えられたり、苦労を笑い話にしてしまえるところに、著者の人柄が伝わってきます。
後半は、街に伝わる文学者や文学についての寄稿文など。20、30年前は仙台の街中に、たくさんの古書店があったんですねえ。いまは数えるほどしかないですが。
ブックカフェ起業についてのノウハウの本ではないです。それはすでに別の本で書かれているので、ここでは省略されています。

読んでみて、キーワードは「街」と「人」と「本」だと思いました。人がいて街があるけれど、そこに本あるいはブックカフェがあることで、人と人がつながっていく。本は書店に行けば売っているけれど、書店では人と人をつなげることは難しい。ブックカフェだからこそなんですね。
ブックカフェとは、たんに本を売買するだけの場でない。それは海外でのブックカフェの体験を読んでわかりました。
本というものは、ただ読むだけのものではなくて、本を介して人との出会いを広げていく可能性がある。それを実行しているのが火星の庭なのだと思います。本書を読んで、火星の庭のスタンスがわかったような気がしました。
そんなブックカフェが仙台にあるということが、本好きにとってはありがたいですね。なかなか行けないでいるけど。(2011/3/10)

ブックカフェものがたり(矢部智子・今井京助他)

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