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しらゆき べにばら/バーバラ・クーニー

しらゆき べにばら
絵:バーバラ・クーニー

My評価★★★★

グリム童話
訳:鈴木晶
ほるぷ出版(1995年9月)
ISBN4-593-50336-1 【Amazon
原題:SNOW-WHITE AND ROSE-RED(1965)


庭に植えられた白いバラと紅バラの美しさにたとえられ、一人は「しらゆき」、もう一人は「べにばら」と呼ばれる姉妹がいました。
ある冬の夜、家のドアを叩く音がしました。べにばらがドアを開けると、そこに一匹の大きな黒いクマが!
クマは「恐がらないよう、暖炉の火にあたりたいだけなのです」と言うのです。気の良さそうなクマに、最初は恐がった娘たちはなついて、火にあたらせてあげました。こうしてクマは、毎晩森からやってきては火にあたっていきましたが、春になって森へ行ってしまいました。

ある日、娘たちは森で、困っている小人に出会いました。しばらくして、また困っている小人に出会いました。以前の小人です。娘たちは小人が困っている度に助けてあげるのですが、いつも文句ばかりで一言のお礼もありません。
あるとき娘たちは、地面に盗んだ宝石を広げている小人を見かけました。そこにあのクマが現れて!?

********************

グリム童話を絵本にしたもの。原題のタイトルはそっけないけれど、邦題がいい。
クーニーの他の絵本と異なり、余白を多くとった、挿絵風と言いますかスケッチ風といった感じ。白地に黒い描線で濃淡や影をつけたスケッチ風の絵。色はフューシャピンクのみ。フューシャピンクがとても効果的で、清楚で愛らしい雰囲気があるんです。
どちらかと言えば細部まで緻密に描くクーニーですが、そのクーニーが背景を描いていないのは珍しいのではないでしょうか。でも白い余白があるからこそ、フューシャピンクが効果的になり、スウィートでファンタスティックな印象を受けるのでしょうね。

ラストはハッピーエンドなお話です。正直言って、前半に娘たちが森で過ごしているところは微笑ましくて好みなのですが、それ以降は昔話だからこういうものかという感じで、さほど興味を惹かれませんでした。
ですが、絵がいいんですね。とてもポエティック。ストーリーより絵が見所。(2008/6/14)

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