スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

しずくのぼうけん/ボフダン・ブテンコ

しずくのぼうけん
絵:ボフダン・ブテンコ,文:マリア・テルリコフスカ

My評価★★★★☆

訳:うちだりさこ
福音館書店(1969年8月)
ISBN4-8340-0208-X 【Amazon
原題:PRZYGODY KROPLI WODY(1965)


ある水曜日、村のおばさんのバケツからはねた"しずく"が旅に出ました。
埃で汚れたしずくは、きれいになりたくて洗濯屋さんへ行きます。でも洗濯屋のドライクリーニングでは、しずくは乾いてしまう・・・。それに、しずくには脱ぐ服がありません。
次にしずくはお医者さんへ行ますき。でもお医者さんから逃げ出してしまいます。
それから蒸気になって雲の上で過ごしたり、雨となって地上に戻ったり氷になったり。しずくには、何もかも初めてのことなので驚きの連続です。
そして、川や水道管を旅して町から町へ。元気に冒険の旅に飛び出します。

********************

大胆なほどグラフィカルでシンプルな絵。洗練されたフォルムに、ポップだけれども巧妙に抑えられた色彩。歯切れのいいリズミカルな文章による、一滴の"しずく"の冒険。堀内誠一さんのレタリングによる日本語も味わいがあります。

これはポーランドの絵本で、原書は1965年に刊行されたのですが、ちっとも古びて感じません。この絵本は時代が変わっても古びないし、これからも古びることはないでしょう。もっとも煙突のある達磨ストーブ(石炭でしょうね)は、いまでは見ることはないのですが。
そんな些細なことは別として、とても完成度の高い絵本だと思います。軽やかで楽しく、元気の出る絵本です。(2002/2/26)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへにほんブログ村 本ブログ 海外文学へ

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

H2

Author:H2
My評価について
=1ポイント
=0.5ポイント
最高5ポイント

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。