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妖精の国への誘い/アヴリル・ロッドウェイ

妖精の国への誘(いざな)い
ロッドウェイ(アヴリル・ロッドウェイ)

My評価★★★

訳・注:井村君江
福武文庫JOYシリーズ(1991年11月)[廃版]
ISBN978-4-00-024427-5 【Amazon
原題:FAIRIES(1981)


妖精の国への誘いイギリスの女性作家による、妖精について知ることができる初心者向けの読みもの。
妖精を見たいときはどうすればいい?妖精が人間に見せたいものを見せる「まどわしの術」や、取り換え子(チェンジリング)についてなど。トロール、水の精、エルフ、ゴブリン、ブラウニーなどといった妖精についての説明。
妖精から身を守るお呪いのやり方など、妖精についての基本的なことが一通りわかるようになっています。

カバーはイーダ・アースウェイトの絵。挿入されている図版は、モノクロ多数とカラー数葉で、これが結構見もの。
ドロシー・P・ラスロップ、ヒース・ロビンソン、カイ・ニールセン、リチャード・ドイル、エドマンド・デュラック、アーサー・ラッカムなど。巻末に図版の出典が載っています。
ラスロップの絵はW・デ・ラ・メアの『妖精詩集』(ちくま文庫)から。カイ・ニールセンは『おしろいとスカート』(新書館)【Amazon】から、ラッカムはキプリングの本からといったふうに、いろんな本からの絵を集めたという感じになっています。
いろいろ見れるのはいいのだけれど、テイストにちょっと統一感がほしかったような。

原著には、キャサリン・ブルッグズ『妖精事典』(冨山房)【Amazon】、トーマス・キートリー『妖精神話』、ブライトン博物館のカタログを参考していることが明記されているとのこと。
正直、キャサリン・ブルッグズの本を読めば充分かな。ただ、ブルッグズの本よりも幼年向けといった感じで、小学生でも理解できるやさしい内容と文章になっています。とても詳しい、というわけではないけれど。
井村君江さんの訳注が詳しくて、ロッドウェイよりいろいろ知ることができます。井村さんも妖精についての本をいくつか書いているので、格別ロッドウェイの本を推す理由が見当たらないんですよねえ。
ただ、妖精についてすでにいろいろ読んでいるため、感動が薄れているという気がしなくもないです・・・。妖精について初めて読むのなら、これはこれで新鮮なのかもしれません。(2011/10/1)

妖精詩集(W・デ・ラ・メア)

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