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クリスマスをさがして/トリーナ・シャート・ハイマン

クリスマスをさがして
文・絵:T・S・ハイマン(トリーナ・シャート・ハイマン)

My評価★★★☆

訳:若林千鶴
金の星社(1995年11月)
ISBN4-323-01508-9 【Amazon
原題:HOW SIX FOUND CHRISTMAS(1969)


昔、クリスマスなんて見たことも聞いたこともない、小さな女の子がいました。女の子はクリスマスを探すために、「大雪の森」へ出発しました。
旅に出て三日目の朝、女の子は大きな灰色のネコと出会います。クリスマスを知らないネコは、それがどんな触り心地がするのか知りたくて、女の子と一緒に探すことにしました。

それから女の子と猫は、イヌと出会いました。イヌはクリスマスがどんな匂いがするの知りたくて、女の子と猫と一緒に探しに行きます。
それから大きな赤いタカ、夕方には紳士気どりキツネ、次の日の夕暮れには、鳴き真似の上手いマネシツグミと出会います。そして五日目の夕方、一行が雪の中でみつけたのは・・・。

********************

全体的に絵本というよりも、文に付けられたイラストという感じがするのは、絵柄のせいなのでしょうか。絵が上手いとかヘタということではなく、イラスト的な絵という意味です。

クリスマスを知らない小さな女の子が、森へ探しに出かけるのですが、順に仲間が増えていきます。みんなクリスマスなんて見たことも聞いたことも触ったこともないんです。クリスマスとはどんなものか、それぞれの理由で知りたくて、女の子に付いていくんです。
そして雪の中であるものをみつけます。
結果、満足したり失望したりと反応は様々。たぶん読み手は、「え、これだけ?」と思うかも。とても淡々としているけれど滋味があります。
この作品はラストの文章が効いています。それこそ作者がこの作品で言いたかったことではないでしょうか。

女の子のように、自分なりのクリスマスをみつけてみてくださいな。でもそれは、本当は探すものではないんですよね。(2003/12/25)

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