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クリスマスはまってくれない/イブ・タルレ

クリスマスはまってくれない
文・絵:イブ・タルレ

My評価★★★★

訳:清水奈緒子
くもん出版(1990年11月)
ISBN4-87576-591-6 【Amazon
原題:CHRISTMAS WON'T WAIT(1990)


クリスマスの二日前、アーサーの仕事場はてんてこ舞い!
アーサーの仕事は、サンタのおじいさんが配るプレゼントを作ること。いつもなら12月1日までにオモチャ作りは終わっているのですが、今年はまだ終わりません。

アーサーは最後の仕上げをするために、オモチャに付ける飾りの入っている引き出しを開けましたが、ボタンもリボンも、オモチャの兵隊の帽子や鉄砲、人形に付けるレースもありません。引き出しはからっぽ!
アーサーはソリで町へひとっ飛びして、町を駆け回って材料を集めはじめます。とっても慌てていたので、おまわりさんのヒゲを切ったり、女の子のスカーフを切ったことも覚えていないほど。

翌日の夜、サンタクロースのおじいさんがトナカイに乗って、オモチャを受け取りにやってきました。
アーサーは、サンタクロースのソリを修繕するのを忘れていたことを思い出しました。ソリがなければオモチャを配ることができません・・・。

********************

サンタさんの配るオモチャを作るのは誰?
それは一年中雪と氷に包まれた北の果ての険しい山に住む、働き者のアーサー。
クリスマス・イブまでにオモチャを完成させようとアーサーは大忙し。でも大切なことを忘れていたのですが、サンタクロースのおじいさんはあわてません。

イブ・タルレは、場面を俯瞰的に描く独特の構図で知られています。上から小人の国をのぞきこんでいるかのような絵なのです。文章もあるのですが、絵を見といるだけで楽しく、情景がよくわかるんです。
なによりもコロコロと丸っこい三頭身の人物たち、ドイツ風の家々や小物の一つ一つまでが、タルレ独特のイラストタッチでかわいいんですよ。フランス的な落ち着いた中間色を基調とした色彩は、ふんわりとやさしい印象を加味しています。フランスに生まれ、ドイツで生活したことのあるタルレならではの絵でしょう。
それはまるで、ふっくらとしたプチシューとか、焼きたてのペストリーのよう。ともかくかわいい絵なのです。(2002/12/22)

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