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ケイト・グリーナウェイのマザーグース

ケイト・グリーナウェイのマザーグース
絵:ケイト・グリーナウェイ

My評価★★★

訳:西田ひかる
飛鳥新社(2003年4月)
ISBN4-87031-551-3 【Amazon
原題:Mother Goose or the Old Nursery Rhymes(1881)


イギリスの代表的な絵本作家ケイト・グリーナウェイ(1846-1901)によるマザーグース。百年以上も昔に描かれたというのに、優美な絵はいまでも清心で色褪せることなく魅了されます。

グリーナウェイ独得の古雅なファッションは、19世紀の初め(1820年頃まで)おばあさんの時代の流行った、「アンピール」というスタイルなのだそうです。そんな服装に身を包んだ子どもたちは、あどけない遊び心とともに、幼いながらもレディ&ジェントルマンとして描かれていいます。幼くても気品ある子どもたちがかわいいんですよ。
グリーナウェイ・ヴォーグと花の香りを漂わせるような画風は魅力的ですが、安定した構図の巧みさが際立っているように思われます。整然としながらも、退屈させない構図・デザイン性は美事。

マザーグースの詩を訳したのは、タレントの西田ひかる。声に出したときの、リズミカルさを重視した訳と言えるのではないでしょうか。なので、ちょっと口ずさんでみるといいかも。

惜しいのは印刷に問題があることです。色があまりにも鮮やかすぎて、特に濃緑色など濃い色がゲバゲバしく感じるほど。発色がクラシカルなムードを損なっているように思われてなりません。これはおそらく紙質のせいではないかと思うのですが。(2003/4/30)

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