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花火師リーラと火の魔王/フィリップ・プルマン

花火師リーラと火の魔王
フィリップ・プルマン

My評価★★★★

訳:中川千尋
カバー画・挿画:くすはら順子
ポプラ・ウイング・ブックス(2003年8月)
ISBN4-591-07810-8 【Amazon
原題:THE FIREWORK-MAKER'S DAUGHTER(1995)


昔、ジャングルのとある国に、花火師の父ラルチャンドと娘リーラが住んでいた。
リーラはラルチャンドの仕事を手伝いながら、花火作りの技を覚えて、一人前の花火師になろうとします。ところがラルチャンドは反対。娘に結婚してほしいと思っていたのです。
一人前の花火師になるためには、最後の秘密を知らなければならない。でもラルチャンドはその秘密を教えてくれません。リーラの友だちで、高貴な白いゾウのハムレットを世話するチュラクは、彼女のためにラルチャンドから秘密を聞き出す。

最後の秘密、それはメラピ山奥深くに住む、火の魔王ラズバニが持っているモノを手に入れること。
リーラはメラピ山へと向かうのですが、肝心のことを知りませんでした。ハムレットとチュラクは、リーラを助けるため後を追う。

********************

軽快でユーモラスな物語。主人公が花火師という職業なためか、何かドカンとやってくれそうな期待感があります。
どことはいえないアジアのジャングル。リーラは花火師になりたい一心で、火の魔王ラズバニの住む山へ。後を追うのは、恋するゾウに会いたいがため、王家から自由になりたいゾウのハムレット。ハムレットは高貴な白いゾウなので、王家の特別なゾウなんですよ。
リーラはハムレットとちゃっかり者の少年チュラクに助けられます。リーラはメラピ山で何を手にするのでしょうか?

二人と一頭が山から戻って来たとき、花火師ラルチャンドとリーラの腕が試されます。メラピ山での出来事よりも、花火大会の方が山場!
スパーキントン大佐は、花火というよりサーカスという感じ。リーラの花火はもうちょっと描写してくれてもよかったのにな。
チュラクのおじさんランバシと、彼の一党が頻繁に登場し、その度に職を変えていて騒動を起こす。このランバシと一党のドタバタが楽しい。あんまり情けないので、今度こそ成功してほしいと肩入れしちゃうんですよねえ。
ともあれ、理屈抜きで楽しめる愉快な物語でした。(2004/2/7)

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