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ルーフワールド/クリストファー・ファウラー

ルーフワールド
クリストファー・ファウラー

My評価★★★

訳:竹生淑子
カバー画:品川るみ
ハヤカワ文庫FT(1990年4月)[絶版]
ISBN4-15-020137-4 【Amazon
原題:ROOFWORLD(1988)


ロンドンのピカデリー・サーカスに、空から死体が降ってきた!
ハーグリーブ警部はこの猟奇殺人事件の捜査に乗り出すが、手掛かりを掴めないまま次々に事件がおきる。しかし、やがて警部は、錬金術に関することが死体に施されているのに気づく。

映画製作会社に勤めるロバートは、脚本にしたいと思っている本があり、その作者を探していた。作者はすでに故人となっていたが、サラという一人娘がいた。しかしサラは行方不明だという。
ロバートはサラ親子が住んでいたアパートへ向かい、管理人のローズと出会う。
ロバートとローズはサラを探すうちに、ロンドン上空にもうひとつの世界が広がっていることを知る。その世界「ルーフワールド」に二人は潜入するが、対立する秘密結社の生死を賭けた覇権争いに巻き込まれてゆく・・・。

********************

ミステリー・オカルト・冒険小説を融合させたかのような奇作。私はファンタジーとは思ってないです。冒険小説の類という感じかな。
ロンドンの上空に広がる「ルーフワールド」。異世界というのとは異なり、技術的手段でビルとビルとの間に独自の交通網を張り巡らせ、屋上で生活している人々の世界。屋根の上に登って、屋根と屋根の間を跳び跳ね、そこで生活しているようなもの。このアイデアが面白い。この作品はひとえにアイデア勝ちですね。

上空に張り巡らされた世界に、イギリスらしい秘密結社が登場。オカルト的な味付けがされ、猟奇殺人事件がおきるんです。むやみに殺人事件がおこるのにはちょっと辟易するけれど。それを警察が捜査する様は、どこかTVドラマを見ているような印象。

カバー画とハヤカワのファンタジー文庫から刊行されたのが、読者層を狭めてしまったのではないかな。もっと読まれてもいいと思うんだけどなあ。(2001/4/22)

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